ゆるゆる物書きのセルフ反省房

ひょんな事から物書きを始めてみた棔いち哉という人が、七転八倒する日々を綴るブログ

いつかきっと勝田文に萌え殺されてしまう

そう遠くない未来、表題通りになりそうなので息のあるうちに思い当たる死因(?)のいくつかを書いておこうと思うのです。 

最新刊を読んでテンション上がりすぎちゃって

 

好きなものはがっつり面陳展開したい!

 

という、書店員はほぼ全員が罹患する病気に例外無く感染し、もう書店員じゃなくなって結構経つのにまだ完治してない私は自宅の本棚で面陳してやりましたよヒャッハー!(全巻入りきらんかった)

 

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鼻血出そう!この遊びすっごい楽しいです!おすすめです!

 

そんな、興奮冷めやらぬ変な文章のまま死因を上げて行こうと思います。

 

勝田文さんの絵は、でらかわいい。

画像でもう伝わったんで説明いらないと思うのですが、あえて言わせてくださいかわいいです。でらかわいいです。

初めて勝田さんのコミックスを見たのは「あのこにもらった音楽」だったのですが、店頭で変な声出ましたとも。

個人的にまつ毛の書き方がものすごい好きです。あのまつ毛本当好き。

あと、漫画特有の服の布感(勝手に漫画布と呼んでいる)が強くて、あと線もどこか丸っとしててかわいい。

ご趣味なのかレトロなお洋服とか着物がよく出てきて、ハアハアします。

 

漫画という形をとっているものの、一枚絵のイラストっぽさが強いのも魅力です。

主人公達の動きを連写していって場面場面で一番いい一枚にとびきりキュートなデフォルメかけて並べたものが結果的に漫画に見える感じ、と言いますか。

ちくたくぼんぼんのラジオ回とサーカス回は読まなくても反芻してきゅん出来る。もうほんとういつもながらすてき。

 

 ほら!かわいすぎて毎度へんな声出る!

 

②設定がキラキラもりもりって訳じゃないのにクッソキュンキュンさせらるる!

勝田さんが活躍なさっているのは女性向け漫画のジャンルです。

女性向けの漫画ってなんか

モデルとか、エリート会社員とか、芸能界とか、そういう華やかなシチュエーションもりもりの話が多いですけど(それはそれで好きです)

勝田さんのお話の舞台は銭湯だったりお豆腐屋さんだったりお寿司屋さんだったり地味めの旅館だったり鍼灸院だったり、ちょっとこじんまりが多いです。

こじんまりだけど、その場所にある「あ、すてき」が増幅されるような描き方をなさってて、更にそこにきかせる小物が素晴らしいのですよ。

離れの和室にグランドピアノとか、インドの王子様と蓮とか、トランぺッターとすいかとか、一見ミスマッチと思われそうなものがきちんとおさまってひとつの世界になっている所がたまらぬ。

新旧ミニにエクスリブリス、旧ビートル、ドライブインシアター、タケシのモッズコート姿にもうなんか小物ほんととにかく小物のチョイスで萌え死ぬ。

多分昔のクウネルがなんとなく好きな人は勝田さんのお話好きだと思うんですがどうなんだろう。

 

こじんまりだから話の展開はほっこりかと思いきや、涸れかけの我が乙女心に化粧水一本注入し丁寧に美容液塗ってくれた上でぷりぷりになった乙女心をところてん押し出すあれに入れられてギューンとされるようなキューン展開ありで……罪深い!モノローグもいつも罪深い!

さらっとがっつり乙女チックなんですよ。もう本当くせになる。

 

③駄目そうで駄目じゃない少し駄目な男性キャラ

男の夢が自分に従順で盲目的に愛してくれる美少女を手に入れる事ならば、女の夢はちょっと駄目な男を放し飼いにして見守ることだと思うんですよね…異論は認めます。

世界は広いので(`・ω・´)キリッ

 

でもその駄目男はヒモとかではなくて。引くほどの甘えんぼでもなくて。マザコンでもないし下半身が超絶だらしないとかでもない。

性病にかかった話を武勇伝の様に話す男とかいるらしいですけどニコニコ話聞きながら女子は「うわあいつの触ってるジョッキ性病かかったやべー」とか思ってるらしいので気を付けろ男子。

靴下を裏返しにして洗濯機に入れる男には入れた瞬間にイタズラガム程度の電流が身体に流れる仕組みを作ったらいいのに誰か。

 

……なんか、お母さんがベンチに座って微笑んで見守っていられる程度の、やんちゃだけどかしこくて聞き分けのいい就学前の男児程度の、実際はちょっとありえない、そんな愛される駄目を求めている訳なんです。

 

が、女子の許せる駄目の範囲に対して男子が許されると思っている駄目の範囲が広くて明後日な方向だから、うまく需要と供給は成り立たないんだろうな……これが男と女の間にある深くて長い溝とか思っちゃうんですがあれ何の話だっけそうそう戻る戻る。

パッと今思い浮かんだ三次元にいるちょい駄目男子はよゐこの濱口さんと桐谷健太さんですね。

ちょっとおバカがロマンチック方面に振り切れてるエピソード最高におかわいい。

 

その、勝田さんのお話はちょっとほどよく駄目な男の人の登場率が多いんです。

現実ではめったにお目にかかれない絶妙なちょい残念男子。もう本当に素晴らしい。

お書きになる男子がことごとく素晴らしい。大事なことなので何度でも言いますがマジ素晴らしい。

 

作中のキャーキャーさせられるドツボ男子含有率が谷川史子さんと同じくらいで私の中では双璧であります。

谷川さんはほんわかきちんと自分で自分のシャツのアイロンかけてくれそう、もしくは洗いざらしでもしゃんとおしゃれに見えるシャツを選んで買ってこれて筑前煮くらいは作れそう系男子でまたこう……(止まらないので省略)

勝田さんの作品で好きな男子三人上げろって言われたら

 

「あのこにもらった音楽」の蔵之介

「かわたれの街」の穂波くん

「ちくたくぼんぼん」の都一

 

だったんですけど、今ぐんぐん最新作「マリーマリーマリー」の森田さんがきています。

森田さんはあんまり駄目じゃないのですが、むしろひたすら格好いいのですが、個人的に格好いい系男子はそんなにこないのに、なぜかきゅんとさせられてしまうという恐ろしい男森田さん。

一巻の指輪の話とか完敗ですよ_(:3 」∠ )_。人生の大きな大きな岐路に立つときの話ですもんね。あ、それで!?ええ!?

そういうこと!?

 

しかしこの二次元の男子萌え現象ってなんなんだろう。

別に少女漫画読んでいてヒロインになり替わりたいとは思わないんですよね。

幸せなカップルがそこにいるのをみるとほっこりするという不思議現象。

子犬が大量にじゃれあってるとかわいいとかそういうものなんでしょうか。

 

女子キャラも繊細ですてきな感性を持ったかわいい子ばっかりなのですが、うじうじぐじぐじせずに基本さっぱりしているので安心して読めるんですよね。 

かわいい女子とかわいい男子が戯れているとかわいい、眺めていたいという、コレクションコンプリート欲的な感情なのでしょうか。

違う話になるのでもうそろそろまた締まらない感じに締めたいと思います。

 

ああ、5巻が待ち遠しいです。はい。